再びやってきた屯鶴峯(どんづるぼう)。
今度は防空壕を無事発見出来た。
相変わらず採石場からのルートではなく元登山道側からやってきたのであるが、その場合、変に獣道や渓谷を探し回るよりも、
山の奥へ奥へ道なりに北へと進んでいく方がわかりやすかった。
途中の道は台風直後であり、倒木や落ちた栗が多く、また岩肌が溶け出したのか、粘土状になった灰色の土が地面を覆いつくしていたが、
防空壕は屯鶴峯独特の凝灰岩が露出した部分が終わったそのさらに奥にある。
穴ですよ、穴!!
しかも二個も!!!
なんて贅沢な穴なんだ!!!!!!!!
しかしながら、穴が水没しているどころか、台風通過直後でめっちゃ目の前で水流れ込んでます。
ちなみにこのとき空はすっかり晴れていたのだが、防空壕内は時間が経つほど増水した。
地下の特徴ですね。明日はさらに増水しているかも。
何日も経たないと引かないな、こりゃ。
場所がわかっただけでもよし、今日も諦めるか・・・。
諦めるわけがない。
崩れやすい地質、台風による増水、そんなもので僕のスネ毛は防げない。
突撃やー!
白く濁って透明度がない。撮影は出来なかったがこんな水の中でもヤモリらしき生き物の影を見ることが出来た。
膝まで浸かる。
友が島で腐葉土だと思って一歩足を踏み込んだら沼で、片足だけ膝まではまったことを思い出す。
あの時は慌てたし、死ぬんじゃないかとまで思った。浸かった部分が後ですごく痒くなったし。
増水しているだろうと分かってあえて来たのだが、膝より上になるとさすがに怖いな・・・。
足元がまったく見えないため、急に深いところが無いか、確認しながらジリジリ進むために歩みが遅い。
見えないが泥?というよりも粘土が堆積しているようで、立っているだけで沈み込む。
膝上まで来た。
ダメだ。引き返そう。
防空壕から出たときにはキン○マまで濡れていた。
もう一回リベンジじゃー! 再々訪予定!
大阪ガレキ穴めいんぺーじに戻る